『オーガニック・コットン』とは
『オーガニック・コットン』(有機栽培綿)とは
最短でも3年以上農薬を使用せず栽培されたことが、認証機関によって証明されたコットンです。
化学肥料、除草剤、害虫駆除のための薬剤、刈り取りのための枯葉剤などを使用せずに、 自然の力を最大限に生かした有機栽培で大切に育てられています。
脱脂・漂白・染色・防縮、柔軟などの化学処理を施されていませんので、 綿本来の持つふんわりとした優しい肌触りが実感いただけます。
オーガニックコットンは自然の力を最大限に生かした栽培方法で育てられています。
また逆に害虫の好む糖分の多い作物を周囲に植え、そちらにおびき寄せて、 害虫がコットンに付かないように、昔ながらの農法を駆使しています。
(一般の綿畑で働く人々は化学農薬の健康被害を受けて苦しんでいると言われています) オーガニックコットンには、生成りの3つの色があります。
もともとコットンの原種の色は茶色でした。 白の綿花は、古代の人々の必要に応じて品種改良されて出来てきたのです。 染色を楽しむようになると、白が最も有利で、茶色い綿の色は邪魔になりました。 そこで茶色の綿は栽培しなくなり、白い綿ばかりになりました。 そして、とうとう「コットンは白」が常識になったのです。 1980年から1990年に掛けて、オーガニックコットンが出現すると、 色のある綿、カラーコットンが、注目され、数千年の眠りから覚めて栽培されるようになりました。
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オーガニックコットンの主な生産地は、 インド、ウイグル、トルコ、タンザニア、ウガンダ、ペルー、アメリカなどが挙げられます。 日本のような高温多湿な国では、収穫量が低く、人件費も高いので採算が合わず、綿花づくりは広まりませんでした。 生まれつきの色、生成りの白や茶、緑の色は、花や野菜の色が一つ一つ異なるのと同じように、 綿の品種や栽培された地域そして収穫された時期などによって少しずつ色味は異なります。 一般のコットン製品の場合は、品質として厳しく同じ色が求められます。 そこで、それぞれ色の異なる不揃いの色のコットンを化学薬剤で漂白して、 真っ白にしてから染色を行い、色を調整しています。
どの工程でも綿の性質を変えるための化学処理を極力施工せずに、製品づくりをしています。 ですから、同じ商品でも色合いが少し異なることがあります。 天然の素材が持つそのままのカラーは個性と捉えていただき、そのカラーとの出会いを楽しんでいただけたら幸いです。
太陽をたくさん浴びて育ち、除草剤などの農薬を使用していないオーガニックコットンは、空気を多く含んで軽いのが特徴。衣料品にすると冬は保温性にすぐれ、夏は吸湿性があるためにさわやか。一年中快適な着心地が楽しめます。 風合いを損ねないよう、蛍光増白剤入りの洗剤の使用は避けましょう。可能なら、
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